2020年01月01日

2020年 新年のご挨拶

年賀状.jpg



あけましておめでとうございます。
 

東京オリンピックイヤーの今年、みなさまにとりまして、

幸多き年でありますようお祈り申し上げます。


ジョイントセンターの年賀状に描いたイラストは、干支にちなんだ物語をモティーフにしています。

日本のむかしばなし「ねずみのすもう」のあらすじをご紹介します。


むかしむかし、あるところに、まずしいけれど、心のやさしいおじいさんとおばあさんがいました。


ある日のこと、おじいさんがいつものように山へ行くと、


「ハッケヨイ! ノコッタ、ノコッタ」


と、いう声がきこえてきます。


「はて、なんの声だろう?」


おじいさんがのぞいてみると、二匹のネズミがすもうをとっていました。


「あれは、うちのやせネズミと、金もちの家のふとっちょネズミだ」


おじいさんの家にすんでいるやせネズミは、力がないため、なんどやっても、ふとっちょネズミにまけてしまいます。
おじいさんは家にかえると、おばあさんにネズミのすもう話をしました。


「あれじゃあ、かわいそうだ。なんとかして、うちのやせネズミに、かたせてやりたいねえ」


するとおばあさんが、


「それじゃあ、うちのやせネズミに、おもちを食べさせてやりましょうよ。きっと、力がつきますよ」


「そうじゃ、それがええ」


おじいさんとおばあさんは、さっそくおもちをついて、やせネズミのすんでいる穴に、ころがしてやりました。
さて次の日、やせネズミとふとっちょネズミは、またすもうをとりました。
でも、今日はおじいさんの家のやせネズミが、なんどやっても、すもうにかつのです。
ふしぎに思ったふとっちょネズミが、やせネズミにたずねました。


「やせネズミくん、どうしてきゅうに、つよくなったんだい?」


やせネズミは、とくいそうにいいました。


「えへへへっ、じつはね。きのう、おじいさんとおばあさんがおもちをくれたんだ。だから力がつよくなったんだよ」


「いいなあ、ぼくの家はお金持ちだけど、ケチだから、おもちをついてくれないんだ」


「それなら家へおいでよ。おじいさんはきっと、こんやもおもちをついてくれるから、きみにもはんぶん、わけてあげるよ」
「ほんとうに! うれしいなあ」


それをきいたおじいさんは、二匹分のおもちをネズミの穴に入れてやり、おばあさんは二匹のネズミに小さなまわしをぬってあげました。
家にかえった二匹のネズミは、おもちとまわしを見つけて大よろこびです。
よろこんだふとっちょネズミは、おみやげにもってきた小判を、おじいさんとおばあさんにあげたので、おじいさんとおばあさんはお金もちになりました。


まずしくても、やさしい心をもって、人にしんせつにしてあげれば、いつか、きっと、しあわせがやってきます。

 

 


※福娘童話集〜きょうの日本昔話〜より引用

 
 
 
 
 今年も、スタッフ一同邁進いたしますので、
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 
ジョイントセンター㈱
スタッフ一同

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