NTT 福島電報電話局

ポケットパークは、音のあるにぎやかで動的な場所となるように、
木々には鳥の巣箱を取り付け、 滝や噴水もあえて水音が聞こえる設計にした。
パークのシンボルとなるからくり時計も新設。

NTT 福島電報電話局ビルの1 階のフロアで行っていた新規加入など各種手続き、電話料金支払い、電話端末の展示などが、コンピュータ導入に伴ってデジタル化し、業務のためのスペースが大幅に減少しました。余ったスペースについて、当初NTT 福島は、テナント貸しを計画していましたが、特定の人のためにテナント貸しをするよりも、一般に公開して人が集まる場を提供すべきだと提案しました。業務スペースは最小限にし、ライブラリー、イベントスペース、カフェを併設。屋外駐車場は、ポケットパークやシアターにつくりかえ、市民が集う空間づくりをこころがけました。 La Belle(ラ・ベル)として生まれ変わった場は、幅広い世代の人々が訪れるようになり、街の人々の待ち合せスポットとして定着したそうです。

  • 所在地
    福島県福島市
  • 撮影
    ナカサ&パートナーズ

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