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  • WORKS/clinicに「京橋Uデンタルサロン」を追加しました

    東京都中央区にある「京橋Uデンタルサロン」さんの内装をデザインしました

    WORKS/clinic 「京橋Uデンタルサロン」

     

  • 2024年 新年のご挨拶

    来福

    大運は小運の積み重ね。

    そう、ささいなことを大事にしてこそ、チャンスはつかめるもの。
    新しい年を迎えて、みなさんは1年の計を描かれましたか? 
    私たちは『感動こそクリエイティブの原動力』として、
    身の回りのささいな物事にも感動する心を養おうと考えています。
    振り返れば半世紀を超えたクリエイティブの原点には、いつも感動がありました。

    ……みなさまとの出会いの中に。
    ……いくつもの仕事を通じて。
    ……新しい技術や知識に触れることで。

    さまざまな体験に共通していたのは感動でした。
    それこそジョイントセンターの原動力にほかなりません。
    感動が呼ぶ「福」をみなさまに、と願う2024年の初春です。

     

    本年もよろしくお願い申し上げます。

     

    令和6年元旦

    ジョイントセンター株式会社
    原 兆英
    原 成光
    スタッフ一同

  • 年末年始休業日のお知らせ

    誠に勝手ながら、2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木)まで冬季休業とさせていただきます。
    休業期間中にメールやFAXでいただいたお問い合せに関しましては、1月5日(金)より順次対応させていただきます。
    何卒宜しくお願い申し上げます。

  • 商店建築2023年12月号増刊 「Commercial Space Lighting  vol.8」に掲載されました

    商店建築12月号増刊「Commercial Space Lighting  vol.8」に掲載されました

    P44~47:診療室に広がりを感じさせる間接照明/横浜駅西口歯科
    P48~51:対談/原成光(ジョイントセンター)×杉尾篤(杉尾篤照明設計事務所)
    ゆとりをつくり出す、「天窓」からの柔らかな光

    デンタルクリニック空間のデザインを行った際の照明設計についてご紹介しています。
    インタビュー記事も掲載されていますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

    商店建築12月号増刊「Commercial Space Lighting  vol.8」
    https://shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=447

  • 第8回「インテリアプランニング・アワード2023」結果発表

    代表の原兆英が審査委員をつとめる「第8回インテリアプランニング・アワード2023」の結果が発表されました。

    主催されている一般社団法人日本インテリアプランナー協会では、この結果発表を行うにあたり以下のコメントを出されています。
    『優れたインテリアを実現するために、インテリアプランナーは重要な役割を担っていますが、「インテリアプランニングアワード」では、デザイン性はもとより、環境への配慮、そして公共性・安全性について、また空間構成や室内環境の計画などを審査した結果、入選26作品を選定し、その中から最優秀賞3作品、優秀賞6作品、特別奨励賞1作品を選出しました。』

    原の講評や、受賞された作品が下記HPで紹介されておりますのでぜひご覧ください。

    受賞された皆様、おめでとうございます!

    「インテリアプランニング・アワード2023」結果発表(インテリアプランナー協会HP)
    http://www.jipa-official.org/ipa/2023/resolute2023.html

  • WORKS/clinicに「にこにこ歯科」を追加しました

    香川県綾歌郡にある「にこにこ歯科」さんの内装をデザインしました

    WORKS/clinic 「にこにこ歯科」

     

  • WORKS/clinicに「加賀歯科医院」を追加しました

    東京都江東区にある「加賀歯科医院」さんの内装をデザインしました

    WORKS/clinic 「加賀歯科医院」

     

  • id+/presented by商店建築に掲載されました

    商店建築さんが運営されいるサイト「id+(インテリアデザインプラス)」で、代表 原兆英のインタビュー記事が掲載されました。
    今回はブラインドメーカー・ニチベイさんの広告記事となりますが、
    50年ほど前に初めてニチベイさんのブラインドを使った空間デザインのエピソードなどをお話しています。
    会員登録なしでもご覧になれますので、下記リンク先からアクセスしてみてください。

     

    id+presented by商店建築(WEB版)
    https://www.shotenkenchiku-plus.com/issues/article.php?id=6982

    商店建築

  • WORKS/clinicに「永田歯科医院」を追加しました

    東京都立川市にある「永田歯科医院」さんの内装をデザインしました

    WORKS/clinic 「永田歯科医院」

     

  • WORKS/clinicに「Dental office 丸の内」を追加しました

    愛知県名古屋市にある「Dental office 丸の内」さんの内装をデザインしました

    WORKS/clinic 「Dental office 丸の内」

     

  • 新年のご挨拶

     

    新年明けましておめでとうございます
    みなさまにとりまして
    健やかで明るい年でありますよう、お祈り申し上げます

     

    2023年卯年
    ジョイントセンターの今年の年賀状に描いたイラストは、
    「お月さまに行ったウサギ」という、月にうさぎが暮らしているとされるおはなしにちなんでいます。
    ここで、そのおはなしをご紹介します。

     

    「お月さまに行ったウサギ」

    むかしむかし、サルとキツネとウサギが、神さまのところへ行きました。

    「神さま、どうかお願いです。こんど生まれてくる時は、人間にしてください」

    すると、神さまが言いました。

    「人間に生まれたいのなら、自分の食べ物を人間にごちそうすることだ」

    そこでサルは山へ行き、クリやカキの実を取ってきました。
    キツネは川へ行って、魚を捕まえてきました。
    ところがウサギの食べ物は、やわらかい草です。
    今は冬なので、やわらかい草は一本もありません。

    (こまったなあ。どうしよう?)

    ウサギはガッカリして、サルとキツネのいるところへ戻ってきました。

    「ウサギさん、きみのごちそうはどうしたの?」
    「だめだよ。草はかれているし、木のめは、まだ出ていないんだ」

    すると、サルが言いました。

    「それじゃウサギさんは、いつまでもウサギのままでいるんだな」
    「そうだよ。ごちそうも持ってこないで人間に生まれかわりたいなんて、ウサギさんはずるいよ」

    キツネも、怒って言いました。

    「ごめん。でも、もう一日だけ待って」

    次の日、ウサギは山へ行くと、かれ木をひろい集めてきました。
    そしてサルとキツネの前に、かれ木をつみあげて言いました。

    「今からごちそうを焼くから、火をつけておくれ」

    サルとキツネが火をつけると、かれ木はパッと燃え上がりました。

    「ぼくのごちそうはないんだ。だから、・・・だから、ぼくを人間に食べさせておくれ」

    と、言うなり、ウサギは火の中に飛び込んだのです。

    その時、空の上から神さまがおりてきて、さっとウサギを抱きかかえると、また空へのぼっていきました。
    サルもキツネも、ビックリ。
    すると、神さまが言いました。

    「サルもキツネも、きっと人間に生まれかわれるだろう。
    なにしろ自分の大切な食べ物を、人間にごちそうしようとしたからね。
    それは、とても素晴らしい事だよ。
    でもウサギは、もっと素晴らしい。
    自分をすててまで、人間に食べさせようとしたのだからね。
    ウサギをお月さまの国で、いつまでも幸せにしてあげよう」

    神さまにだきかかえられて、ウサギは空高くのぼっていきました。

    その時からウサギは、お月さまの中で楽しく暮らしているという事です。

    おしまい

    「月に行ったウサギ」※福娘童話集より引用

    今年も、スタッフ一同邁進いたしますので、
    どうぞよろしくお願い申し上げます。

     

  • 年末年始休業日のお知らせ

    誠に勝手ながら、2022年12月29日(木)~2023年1月4日(水)まで冬季休業とさせていただきます。
    休業期間中にメール・FAXでいただいたお問い合せに関しましては、1月5日(木)より順次対応させていただきます。
    何卒宜しくお願い申し上げます。

  • WORKS/clinicに「山本整形外科」を追加しました

    群馬県にある「山本整形外科」さんの建築デザイン・内装をデザインしました

    WORKS/clinic 「山本整形外科」

     

  • WORKS/clinicに「あい歯科・小児歯科」を追加しました

    千葉県にある「あい歯科・小児歯科」さんの建築デザイン・内装をデザインしました

    ⇒WORKS/clinic 「あい歯科・小児歯科

     

  • 第7回「インテリアプランニング・アワード2022」結果発表

    先日のNEWSでお伝えした、代表の原兆英が審査委員をつとめる「第7回インテリアプランニング・アワード2022」の結果が発表されました。

    主催されている一般社団法人日本インテリアプランナー協会では、この結果発表を行うにあたり以下のコメントを出されています。
    『優れたインテリアを実現するために、インテリアプランナーは重要な役割を担っていますが、「インテリアプランニングアワード」では、デザイン性はもとより、環境への配慮、そして公共性・安全性について、また空間構成や室内環境の計画などを審査した結果、入選33作品を選定し、その中から最優秀賞3作品、優秀賞6作品を選出しました。』

    原の講評や、受賞された作品が下記HPで紹介されておりますのでぜひご覧ください。

    「インテリアプランニング・アワード2022」結果発表(インテリアプランナー協会HP)
    http://www.jipa-official.org/ipa/2022/resolute2022.html

  • 「インテリアプランニング・アワード2022」の審査委員をつとめました

    代表の原兆英が審査委員をつとめる「インテリアプランニング・アワード2022(主催/一般社団法人日本インテリアプランナー協会)」の二次審査が、9月16日に行われました。
    審査委員となってから2回目となる今年は、ITSDAZ DESIGNの志村美治氏と日経デザイン編集長の花澤裕二氏と共に厳正なる審査を行いました。
    様々な意見が飛び交う中、どのような結果になったのか・・・

    結果発表は10月中旬ということですので、ぜひHPなどでご覧ください。

    インテリアプランナー協会HP
    http://jipa-official.org/

     

     

  • クインテッセンス出版「新聞QUINT」に掲載されました

    クインテッセンス出版(歯科専門の出版会社)から発行している「新聞QUINT 9月号」に、
    iF デザインアワード2022を受賞したジョイントセンターの記事が掲載されました。
    会員登録なしでもご覧になれますので、下記リンク先からアクセスしてみてください。

     

    新聞QUINT(WEB版)「歯科医院デザインでIFデザインアワード2022を受賞」
    https://www.quint-j.co.jp/quintonline/articlelist/topics/595


     

    Jointcenter  WORKS「横浜駅前西口歯科
    http://www.jointcenter.jp/works/clinic/yokohamaekinisigutishika/

  • WORKS/officeに「イプサ 本社オフィス」を追加しました

    東京・港区にある株式会社イプサさんの本社オフィスの内装をデザインしました

    ⇒WORKS/office 「イプサ本社オフィス」

  • WORKS/clinicに「ナチュラルデンタルオフィス南大沢」を追加しました

    東京・南大沢にある、ナチュラルデンタルオフィス南大沢さんの内装をデザインしました

    ⇒WORKS/clinic 「ナチュラルデンタルオフィス南大沢」

  • WORKS/clinicに「いぬきデンタルクリニック」を追加しました

    兵庫・西明石にある、いぬきデンタルクリニックさんの内装デザインをさせていただきました。

    ⇒WORKS/clinic 「いぬきデンタルクリニック」

  • WORKS/clinicに「銀座HINA矯正歯科」を追加しました

    東京・銀座にある、銀座HINA矯正歯科さんの内装デザインをさせていただきました。

    ⇒WORKS/clinic 「銀座HINA矯正歯科」

  • 豊田通商「TOYOTSU FACES」に掲載されました

    豊田通商が新たな情報発信チャネルとして立ち上げた「TOYOTSU FACES」。
    この中の「NEWS LETTER」に、ジョイントセンターが2008年にお手伝いをした事業「Toyotsu kiteo(豊通キテオ)」のお話が紹介されています。

    「原点に出会う旅。」と題された記事には、未来に歩み続ける企業としての当時の思いが語られています。
    ジョイントセンターのデザイン手法も一部見られますので、ぜひご覧ください。

     

    TOYOTSU FACES「NEWS  LETTER・原点に出会う旅。」
    https://toyotsu-faces.jp/news/4021/

    豊田通商

     

    Jointcenter  WORKS「TOYOTSU kiteo」
    http://www.jointcenter.jp/works/others/toyotsu%e3%80%80kiteo/

     

     

  • 「商店建築 5月号」に掲載されました

    「特集/街に開かれた「パブリックスペース」を持つクリニック」に掲載されました

    P104~109:歯科矯正歯科GOODSMILE
    P110~112:飯能矯正歯科
    P113           :代表/原兆英 インタビュー記事

    商店建築

    近年、空間デザインにこだわる歯科医院を初めとした医療施設が増えています。
    ジョイントセンターは40年前(1982)に初めて歯科医院の空間デザインを行いましたが、
    その時から今日まで、「先生の思いを空間に表現する」という思いは変わることなくデザインしています。
    今回掲載された2医院は、昨今主流となりつつある「おしゃれな医療空間」だけではない、
    「街に開かれたクリニック」という新しい発想でデザインを行いました。

    テレワークが当たり前になったことで生活拠点を都心以外に移す方が増えている中、
    医療施設の在り方やクリニックデザインの考え方が変化していくかもしれません。
    今回の「商店建築5月号」では、そうしたお話をしています。ぜひお手に取ってご覧ください。

  • ゴールデンウィーク期間中の休業日のお知らせ

    誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク期間中の営業は以下の通りとさせていただきます。
    期間中にいただいたメールなどについては、翌営業日に順次ご返信申し上げます。

    休業日:4月29日~5月5日、5月7日・8日、
    営業日:5月6日
    ※5月9日から通受営業となります

  • 【iF DESIGN AWARD 2022】 受賞のお知らせ

    iF DESIGN AWARD

    歯科医院の内装デザイン、内装設計、建築デザインを、ジョイントセンターがクリエイティブな発想でご提案します。人に優しく衛生的、シンプルでおしゃれな歯科デザインで、デンタルクリニックをサポートします。
    横浜駅西口歯科

     

    この度、弊社がデザインをした「横浜駅西口歯科」が、「 iF DESIGN AWARD 2022 」を受賞しました。

     

    今年の「iF DESIGN AWARD 2022」は、世界49か国から10,076もの応募がありました。

    インテリアのカテゴリーでの受賞は全部で433。

    その中で、歯科医院として受賞したのは唯一弊社のみでした。

    更に調べてみると(iFデザインホームページ調べ)、1954年から現在に渡る69年間の中で、歯科医院のインテリアデザインが受賞したのは弊社含めて5件のみ。

    日本のデザイナーが受賞したのはジョイントセンターが初めてでした。

     

    この大変喜ばしい受賞は、関係者の皆様のご協力があってのことと思います。

    特に、弊社を信頼してくださった横浜駅西口歯科の院長、大橋豪先生には、大きな感謝を申し上げます。

     

    ご協力くださった皆様、ありがとうございました!

    (50音順)

    アインズ/松岡 信夫さん

    彩気/村澤 茂人さん、菅原 寛さん

    杉尾篤照明設計事務所/杉尾篤さん

    ズーム/白鳥 美雄さん

    ルーシーデザイン/山田 一成さん

    その他、全ての関係者の皆様

     

    ▪こちらから受賞ページがご覧いただけます
    iF DESIGN AWARD 2022
    Yokohama Wset Gate Dental Clinic
    iF DESIGN AWARD

     

    ▪iFデザインアワードとは・・・

    ドイツ・ハノーファーを拠点とするデザイン振興のための国際的な組織「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)」が主催する、世界3大デザイン賞の一つです。
    1953年から69年に渡り開催されており、「最も権威のある賞の一つ」 「デザイン界のオスカー賞」と言われています。
    全9分野と81のカテゴリーで構成され、世界的に有名なデザイナーによって毎年優れたデザインを選出しています。

     

  • WORKS/clinicに「ブライフ矯正歯科」を追加しました

    静岡県の静岡にある、ブライフ矯正歯科さんの内装デザインをさせていただきました。

    ⇒WORKS/clinic 「ブライフ矯正歯科」

  • WORKS/clinicに「飯能矯正歯科クリニック」を追加しました

    埼玉・飯能にある、飯能矯正歯科クリニックさんの内装デザインをさせていただきました。

    ⇒WORKS/clinic 「飯能矯正歯科クリニック」

  • 【日本空間デザイン賞】 Shortlist入選のお知らせ

    この度、弊社がデザインした「横浜駅西口歯科」が、日本空間デザイン賞2021においてShortlist(ショートリスト)に入選いたしました。

    残念ながら受賞には及びませんでしたが、これまでに開催された同賞において歯科医院の空間デザインで受賞・入選した作品は無く、弊社のデザインが初めて入選となりました。
    これからも、ジョイントセンターの理念を崩さず、上を目指してまいります!

     

    横浜駅西口歯科

     

    ▪日本空間デザイン賞とは・・・
    空間デザインの価値を未来へ繋ぐために設立された日本最大級のデザインアワードです。
    2019年、一般社団法人 日本商環境デザイン協会(JCD/1961年創立) と一般社団法人 日本空間デザイン協会 (DSA/2012年、前身は1959年) がそれぞれ永きにわたり開催してきたデザインアワードを合併し、日本空間デザイン賞という、日本最大級の空間系アワードを誕生させました。

  • WORKS/clinicに「諸星矯正歯科 自由が丘」を追加しました

    東京・自由が丘にある、諸星矯正歯科さんの内装デザインをさせていただきました。

    ⇒WORKS/clinic 「諸星矯正歯科 自由が丘」

  • 新年のご挨拶

     

    新年明けましておめでとうございます
    みなさまにとりまして
    健やかで明るい年でありますよう、お祈り申し上げます

     

    2022年寅年。
    ジョイントセンターの今年の年賀状に描いたイラストは、
    「びょうぶのトラ」という、とんちでお馴染みの一休さんのおはなしにちなんでいます。
    ここで、「びょうぶのトラ」のおはなしをご紹介します。

     

    「びょうぶのトラ」

    むかしむかし、一休さん(いっきゅうさん)と言う、とんちで評判の小僧さんがいました。
    一休さんのとんちの評判を聞いて、殿さまがお城に一休さんを招き入れました。

    「さっそくじゃが、そこにあるびょうぶのトラをしばりあげてくれぬか。
    夜中にびょうぶから抜け出して悪い事ばかりするので、ほとほと困っておったのじゃ」

    もちろん、ひょうぶに描かれた絵のトラが出てくるなんて、うそに決まっています。
    しかし有名な絵描きが描いたのでしょうか、びょうぶに描かれたトラはキバをむいて、今にも襲いかかってきそうでした。

    「本当に、すごいトラですね。それでは、しばりあげてごらんにいれます。なわを、用意してください」
    「おおっ、やってくれるか」
    「はい。もちろんですとも」

    一休さんはそう言うと、ねじりはちまきをして腕まくりをしました。
    そして家来が持ってきたなわを受け取ると、一休さんは殿さまに頼みました。

    「それでは、トラをびょうぶから追い出してください。すぐに、しばってごらんにいれます」

    それを聞いた殿さまは、思わず言いました。

    「何を言うか! びょうぶに描かれたトラを、追い出せるわけがなかろうが」

    すると一休さんは、にっこり笑って言いました。

    「それでは、びょうぶからはトラは出て来ないのですね。それを聞いて、安心しました。
    いくらわたしでも、出てこないトラをしばる事は出来ませんからね」

    それを聞いて、殿さまは思わず手を叩きました。

    「あっぱれ! あっぱれなとんちじゃ! ほうびをつかわすから、また来るがよいぞ」

    こうして一休さんはたくさんのほうびをもらって、満足そうにお寺に帰りました。

    おしまい

    「びょうぶのトラ」※福娘童話集より引用

    今年も、スタッフ一同邁進いたしますので、
    どうぞよろしくお願い申し上げます。