既成概念を打破したい。
私たちは常にそう思いながらデザインに取り組んでいます。
ものをつくるとき、人は表層的なカタチにとらわれがちです。
しかし、ものの歴史や成り立ちを理解し、生み出したものがどう受け入れられていくのかを考えなければ、
デザインの本質を掴むことはできません。
過去に学び、未来に目を向ける。
そこから「当たらしい習慣」を創造する可能性が生まれます。
「そういう考え方もあるのか」
幾度となく言われたこの言葉は、私たちにとって最高の賛辞です。


1枚1枚葉書に通したヒモを縛って製作した設立初期の年賀状。
「縛られたくない」という思いを逆説的に表現した。